ラ イ オ ン ズ ク ラ ブ 国 際 協 会 の な り た ち |
ライオンズクラブ国際協会(本部:米国シカゴ)は、1917年、アメリカの実業家メルビン・ジョーンズによって、「他者への奉仕」を目的に設立されました。「事業で得た利益を社会や人々に『奉仕』を通して還元していく」という精神は多くの人の心をとらえ、以来、世界各国にクラブが結成され、現在、世界約200か国、140万人の会員からなる、世界最大の奉仕団体に成長しました。
ライオンズクラブは、世界各地域において、青少年健全育成や環境保全、食料支援、視力保護、災害被災地域への支援活動等、さまざまな奉仕活動を行っています。
ライオンズクラブとは、国境を越え、世界をひとつに結び、人類愛に連なる奉仕団体
です。その目的は、友愛と相互理解の精神を養い、平和と自由を守り、
社会奉仕に精進することであり、対価を求めることなく、真心と情熱を注いで活動
し、地域や人々のためになる奉仕に邁進することにあります。
さらに、その純然たる社会奉仕を通して、美しい善意の心を、 社会に呼び覚ますこ
こともまた、私たちの目的のひとつです。
★モットー : We Serve (われわれは奉仕する)
宮 古 ラ イ オ ン ズ ク ラ ブ の な り た ち |
宮古ライオンズクラブは、日本初のライオンズクラブが結成された昭和27年(1952年)から10年を経た、昭和37年(1962年)に、全国402番目、県内5番目のクラブとして誕生しました。
結成時の会員は20名で、その中心を担ったのは、当時の宮古の経済界のリーダーや、医師会のメンバーでした。医療体制が整っていなかった離島事情を反映し、来間島での無料検診や、障害児童へのメガネ寄贈など、クラブ黎明期においては、医師を職業とする会員が奉仕活動の主力となりました。
以来、ハンセン氏病撲滅運動、優良新聞少年表彰、植物園や公園での植樹活動、宮古警察署への交通安全標語塔寄贈、被災地域への見舞金、献血活動、JC杯少年野球大会への協賛金寄付等、現在に連なる様々な奉仕活動を数多く重ね、1991年には「第1回新春親子凧揚げ大会」を開催。また1995年には「第1回中高生絵画コンクール」を開催しました。2001年の沖縄サミット開催にあたっては、ライオンズクラブの国際的ネットワークを活かし、ドイツのシュレーダー首相の宮古島招聘に尽力しました。
2009年には、ライフスキル教育「ライオンズクエスト」の教員向けワークショップを初開催。YCE留学生の受け入れ・派遣、カンボジアのエイズ妊婦産院建設事業、2017年には
「第1回親子宮古凧作り教室」を開催。世界食料デー募金、JTAドームへの樹木とベンチ寄贈など、継続事業と共に、その時々に求められる奉仕活動をたゆまず行っています。